高校受験における内申点の重要性
みなさんこんにちは。夏期講習もいよいよ終盤に差し掛かっている塾も多いのではないでしょうか。
ウイング進学塾でも、夏期講習もいよいよ追い込みの時期です。受験生の生徒達は昼の13時〜22時ごろまで塾に篭って勉強しています。(途中ご飯休憩もあります)琉大附属中学校は夏休みが終了し学校が始まりました。中城中学校は来週から学校がスタートします。学校が始まっても夏期講習で培った学習習慣は途切れず、学校が終わると自習室を活用して勉強をしています。月末にはプレ入試(高校受験模擬試験)が控えています。
今回は模試も迫っているので、沖縄県の高校受験における内申点の重要性について書いていこうと思います。
まずは、沖縄県の高校受験における内申点のルールについておさらいしましょう。
沖縄県の高校受験は、内申点と当日の入試得点を5対5で見る高校が多いです。県内上位校であれば4対6(内申点4:当日点6)と見る高校が多いです。他の都道府県に比べてもかなり内申点の比重が高いです。(県外では、3対7や2対8の都道府県もある)
この内申点は、中学1年生の中学3年生の成績を合計した点数でみます。技能教科に関しては1.5倍されますが、ここではあまり差がつかないのであまり気にする必要ないと思います。これは主要5科目よりも技能教科の内申点が高い生徒が有利になりますが、主要5科目が3で技能教科が4や5を取っている生徒がかなり少ないからです。(少なからず自分はほとんど見たことがないです)
沖縄県の高校入試では、中学1年生の成績から中学3年生での内申点を平等に見ます。県外では中学1年生と中学2年生の内申点を見ない都道府県があったり、中学1年生から中学3年生の内申点まで見るが中学3年生の内申点は3倍にして計算する都道府県もあります。県外の高校受験に比べて、中学3年生から逆転が難しい入試制度になります。当塾でも志望校に対して内申点が足りていない生徒も多いです。その生徒と保護者たちからは「中学1年生から頑張っておけば良かった」等の声をよく聞きます。その生徒達は、中3で1点でも多く内申点を稼ぎ、足りない点数に関しては当日のテストの点数でカバーする作戦です。それで合格できる生徒もいますが、他の受験生より点数を取らないといけないので楽な話ではないです。
ウイング進学塾からも志望する生徒の多い那覇国際高校の内申点の合格ラインは最低でも評定平均4.5程度(中学3年間の平均)必要とされています。つまり、中学1年生から4または5をたくさん取らないといけないです。それくらい内申点が重要ということです。中学1年生から4または5をたくさん取ろうとすると、学校の単元テストも8割以上を目指す必要があります。学習習慣があり、ある程度点数が取れる生徒は大丈夫ですが、多くの生徒はそうではないかと思います。となると、塾への入塾タイミングは中1または小学生からの入塾が必要になる生徒も多くなると思います。しかし、沖縄県の現状だと中3の部活を引退してからの入塾を検討する方が多いです。沖縄県の高校受験を考えると志望校に対して内申点が足りなくなるケースが増えるかと思います。
小学生や中学1・2年生の生徒のみなさん、塾を検討するのはまだ早いかな?と思うかもしれないですが、受験戦争はすでに始まっています。県内上位校を目指ししっかり合格を掴む生徒はすでに内申点を意識しています。少しでも不安に思うなら塾を検討しても良いかと思います。先輩方は中学1年生や小学生から入塾しておけよかった等の言葉も多いです。
ウイング進学塾では、県内上位校を目指す生徒を募集しております。県内上位校を目指すにあたっての環境を用意しております。先輩達の背中を見ながら受験に向けて今から頑張りましょう。気になる方はお問い合わせください。
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